「DPSJ ランチ部」 その2 ~どうせ何やっても・・・惣次郎 悩めるラーメン店~

DPSJ、自称ランチ部 部長の池上です。今回も「読むだけでお腹イッパイ」なブログをお届けします。場合によっては、このブログによって余計に食欲がそそられてしまうかもしれません。そうなったらしめたものです。あなたの胃袋は若い証拠です。食べることは生きること、生きることは食べること。人生、食べてナンボ。気付いてメタボ。謹んでお喜び申し上げます <(_ _)>

さて、DPSJのある新中野と言えば「ドコソレ?」的な印象がまだまだ拭えない今日この頃ですが(そうです、丸ノ内線で新宿からたった3つ先の駅です!)、そのドコソレ新中野に、なかなか美味しく、お客の入りも悪くはないのですが、「店主様が日々悩んでいるラーメン店」があります。

丸ノ内線新中野駅から、青梅街道を背に鍋横通りを南下すること約2分。100円ショップ、スーパーマーケットのその先の最初の信号の左手に、その悩み多きラーメン店:『惣次郎』があります。
2013年までは「進化」というラーメン店だったところです。

『惣次郎』

1404882443959

「らーめん つけめん エビらー麺」
入る前から威圧感たっぷりの真っ赤な壁に、この手書きの文字。この店の気合を感ぜずにはいられません。
若干開けにくいドアを開けると、黒基調の店内には8席のカウンター席。頭にタオル鉢巻の店主は、店舗の外見とは裏腹にかなり控えめ。

惣次郎内部

私のオススメその1は、ズバリ、基本のノーマルラーメン=『らー麺(和風)』(500円 税込/以下同様  ランチタイム限定特価。通常は600円)。
ノーマルラーメン

魚の出汁がほのかに香る、あっさり系の和風ラーメン。ランチタイムは500円という低価格でありながら、デフォルトのトッピングはチャーシュー、メンマ、海苔、水菜、ホウレンソウとにぎやか。
ラーメンに水菜?と侮ることなかれ。普段ラーメンでははあまりお目にかかれないこの水菜が、全体の味をキリリと引き締めているようで、このラーメンのしっかりとしたアクセントになっています。

オススメその2は『エビらー麺(700円)

エビ

「エビらー麺」なのになぜかエビが入っておらず、ツッコミどころ満載のラーメンですが、えびの香りとエキスがたっぷり。なるほど、そういうことか。気づいたらスープを全部飲み干していた、なんてことになるかもしれません。

ラーメンだけでは物足りない、ガッツリ食べたいという方は、プラスでサイドメニューの『チャーシュー丼(350円)を注文しても良いでしょう。ネギとゴマに和えられた、割と太い刻みチャーシューがごろごろと入っています。ちなみに「半チャーシュー丼」も200円でオーダー可能。

ミニチャーシュー丼(写真はチャーシュー丼)

しかしこの惣次郎ラーメン、実は裏メニューが存在します。
ラーメン注文時「野菜」「ニンニク」の増しコールが可能です。惣次郎はこの瞬間、そう、二郎(もどき)になるのです。

『ラーメン野菜増し増しニンニク(ラーメンにプラス150円 大盛りでプラス100円)

二郎正面(写真はラーメン大盛 野菜増し増しニンニク)

二郎側面

2014年の春から、この二郎スタイルを取り入れた惣次郎でしたが、店主様の厨房オペレーションの多さと、野菜を炒めるときの手間暇が負担となったらしく、残念ながらわずか2ヶ月ほどで終了。しかし、その「二郎インスパイア」ラーメンの噂を聞きつけたお客からのリクエストが相次いだため、今では裏メニューとして対応しているとのこと。

これだけバリエーションに富んだメニューを展開し、味も人気もなかなかの惣次郎なのですが、ここの店主様は何やらいつも悩んでいて、
 「お客がなかなか来ないんだよね~」(筆者注:時間帯によっては満席。女性客も多い)
 「どんなメニューがいいですかねぇ~」
 「ラーメンやめて今度ホルモン焼き始めようと思うんですけど~」(筆者注:なぜラーメン屋で??)
 「ここは駅から遠いしね~」(筆者注:新中野からたったの徒歩2分です)
と、いつも自虐節全開。
私が「いやいや、そんなことないですって。私はここのラーメンは結構好きだし、二郎タイプのオプションなんか結構人気じゃないですか!」
と言っても、
 「いやいや。どうせうちなんか何やってもダメなんですよ~
 「来週あたりに、店がなくなっているかもしれませんよ~
と自虐の手を緩めようとはしません。
私がさらに「この前だって、結構お客さん入ってましたよね?」とフォローすると、
 「いえいえ、それは月曜日だけなんですよ~。それ以外はからっきしダメですよ~」

__ちょっと待て、ここの定休日は月曜日のはず。うん、店内の案内にも書いてある。それを指摘すると、

 「それがなかなか休めないんですよぉ~」

・・・おいおい、ちゃっかり流行ってるじゃんか。

一通り食べ終わって、私が店を出ようとすると、
 「もうお客さんが最後だから、さ、今日はもう店じまいだ~」
と店主様。そのとき時刻はまだ午後1時30分。この自虐は筋金入りです。

ちなみにその日の夜、会社の帰り際に店の前を通ってみたら、思いっきり営業していましたけど。

このブログを書いた日も、ランチで惣次郎に行ってきましたが、元気に営業していましたよ。
 1406607149989

この日は午後1時過ぎにもかからわず、すでに5人も入店。店主様は、そのうちの常連と思われるお客さんといろいろ話していましたが、最後には、
 「どうせ何やってもだめなんですよ~」
と、お決まりの自虐節を炸裂させていました。笑顔で。

なんだか最近は、店主様の「ダメダメ自虐節」が聞きたくて惣次郎に通ってしまっているのかも。
ひょっとしたら、愚痴ってお客さんの関心を惹こうという作戦か?

 

【お店情報】
★東京都中野区本町4-30-11/TEL:不明 ★営業時間:[火~金] 11:30~15:00/17:00~24:00 [土・日・祝] 11:30~22:00 ただし店主の意向で月曜も営業していることが多い ★全席禁煙  ★アメニティ情報:ティッシュ有り、おしぼり無し、お冷有り(セルフ・ポット式) ★座席数:カウンター席8席 ★BGM:FMラジオが多い  ★客層:近所のビジネスマン、女性も。男女比7:3位 ★混雑度:混む・混まないの差が激しい ★待ち時間:オーダー後約4~8分  ★ 支払:現金のみ ★メモ:裏メニューは、店主様の気が向かないと作ってくれないかも・・・

【2014年11月追記】
「惣次郎」は2014年10月中旬をもって閉店してしまいました・・・残念!
噂によると、東京都内のどこかでまたラーメン店を開いているとか。その後の「惣次郎」、発見次第続編でレポートします。