Streamシリーズ日本語対応版 提供開始

日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社(DPSJ)は、StreamZ/DRC-Streamシリーズ専用エンコードソフトウェア「Stream」(ストリーム)の日本語対応版の提供開始を発表しました。


StreamZ/DRC-Streamシリーズは、プロフェッショナルな動画・映像配信サービスに必要とされるビデオメディアを高品質かつ高速、大量に生成するためのマルチフォーマットリアルタイムエンコーダです。
今回の日本語化の提供開始により、今後国内出荷されるStreamZ/DRC-Streamシリーズを導入されたユーザー様は一部機能を除きほとんどすべての操作を日本語の操作画面にて行えるようになります。
また、既存ユーザー様は最新版のStream 2.1.1.48へのアップデートにより日本語対応版をご利用いただくことができます。
日本語対応のStreamソフトウェアへの実装は、製品の開発元であるDigital Rapids Corporation(デジタルラピッド・コーポレーション)と同社製品の日本総代理店であるDPSJとの協業により実現しました。
日本語対応版の提供開始について、Digital Rapids CorporationのSales DirectorであるNick Fitzgerald氏はこのように述べています。
「この度弊社のエンコーダ製品を日本語対応させることができ大変うれしく思っています。今までもプロフェッショナルなユーザー様のニーズに応えるべく製品開発に努めてまいりましたが、今回の日本語対応版の提供開始により、より多くの日本のお客様に喜んでいただく製品になったと確信しています。またDPSJの提案により始まった今回の日本語化は彼らの熱意と努力なくしては実現しなかったでしょう。心からありがとうと言いたいです」
DPSJの代表取締役社長の青木公平は以下のように述べています。
「DPSJでは以前より日本のお客様への使用価値向上のため日本語版のマニュアル、FAQ等の整備を行って参りました。今回の日本語対応版の提供開始により、Digital Rapids社のエンコーダが日本のユーザー様により使いやすく喜んでいただけることになったことを大変うれしく思っております。より多くのお客様が同社製エンコーダを選択していただけるよう、今後もユーザー様のニーズに応えるべく努力していきたいと思います」
Stream 2.1.1.48 使用上の注意


Stream 2.1.1.48は、初めて日本語インターフェース表示に対応しましたが、現状では以下の使用上の制約が存在します。
Stream 2.1.1.48の使用上の制約:
Streamソフトウェアを起動した直後、または新規プロジェクトを作成した直後にプレビューやエンコード開始の操作を行うと、ステータスバー上にエラーメッセージ(エンコーダ エラー:Failed to open project.)が表示され、処理が行われません。
上記の問題を回避して正しく処理を行うには、以下の2つの方法のどちらかを行う必要があります。
方法1:プロジェクトの保存を行う
メニューから、ファイル > 名前を付けてプロジェクトを保存、の順に選択してプロジェクトの保存を行います。以後はエラーは発生しなくなります。
※保存する際のプロジェクト名は半角英数字だけを使用してください。また、プロジェクトの保存先のフォルダパス(c:\~)もすべて半角英数字が使用されている必要があります。これは、プロジェクトパスが2バイト文字に対応していないことによる制約です。
方法2:Streamソフトウェアを英語インターフェース表示に切り替える
Windowsのコントロールパネルの「地域と言語のオプション」を開き、「地域オプション」タブの言語設定のドロップダウンから”英語”を選択すると、以後はStreamソフトウェアが英語インターフェースで起動するようになり、エラーは発生しなくなります。
※プロジェクトパスが2バイト文字に対応していない問題自体は解決されませんので、プロジェクトを保存する際のプロジェクト名やプロジェクトの保存先のフォルダパスには必ず半角英数字が使用されるよう注意してください。


この問題は、Streamソフトウェアの新しいバージョンであるStream 2.3では発生しません。