MXFixer は、MXF 世界の「オシロスコープ / シグナルジェネレーター」とも称され、MXF ファイルの中を様々な観点から調べることができる、Metaglue 社が開発した MXF ファイル QC 管理ツールです。非常に高レベルな MXF ファイルの確認、分析、管理を行う方にとって最適なツールでありながら操作は非常に簡単。容易に MXF ファイルの QC 環境を手に入れることができます。制作、運用、エンジニアリングすべての場面で活用いただくことができ、標準規格に対して可能な限りの適合チェックを実現。メディアプロセスとワークフローに安心と信頼を提供します。
製品カタログ
主な特長
- 標準 MXF ファイルにエッセンスをパッケージ
- MXF ファイルをオリジナルのファイル形式にするためラッピング解除
- ファイルコンテンツのグラフィカルなブラウズ
- SMPTE レジストリ内のメタデータをリサーチ
- プライベートディクショナリの参照
- AS 仕様(AS-02、AS-11 等)とオペレーションパターンに対して適切に準拠しているか検査
- 標準メタデータをあてるプロセシングツール
- OP1、OP Atom 対応
- ウォッチフォルダ、スクリプト対応(Enterprise)
インターフェース
ひと目で分かる検査結果表示
緑が点灯 ⇒ MXF ファイルは正常(検査にすべてパス) | |
オレンジが点灯 ⇒ 要注意 ※ 運用上問題が無い場合は、該当する検査箇所をテストから除外することも可 |
|
赤が点灯 ⇒ 重大なエラー(運用に適さず) |
サマリー表示
オペレーショナルパターンやファイルコンテンツ内のソース、ソース同士の関係性などを素早く確認
パッケージマップ表示
ツリー表示
XML 表示
微細な問題の診断のため、メタデータコンテンツをすべて、詳細にわたり表示
MXF の構造
インデックステーブル、ファイルレイアウト、ヘッダ情報に関する問題の診断に役立つ、根底となるファイル構造を表示
検査結果の詳細
Fixerscript による標準およびカスタムの検査結果を表示。エラーやワーニングだけでなく、なぜエラーと判定されたかに関する包括的な説明を表示
メタデータ表示
MXF 内にユーザーの記述メタデータが含まれていた場合はそのコンテンツを表示
サムネイル表示
サムネイル画像を時系列で表示。時系列点ごとにメタデータがタグ付けされる
その他の機能
Fixerscript ファイル検査
MXF ファイルのカスタムメイドの検査と訂正のための専用のスクリプト言語。特定の配信要件に適合させるための検査に利用できる。スクリプティングはユーザー自身でも利用できるが、Metaglue 社で代行も可能
MXFファイルの生成
OP-1a や OP-Atom を含む様々なオペレーショナルパターンを使用して、個別のエッセンスファイルやメタデータから MXF ファイルを新たに生成が可能
既知のスキーマと MXF メタデータを比較
MXFixer と Diffuser との緊密な統合により、既知のスキーマを参照してファイル内のメタデータと比較
XML 文書の生成
XML ファイルの出力が可能
ファイルエッセンスの抽出
ファイルの検査、またはワークフローの一部としてエッセンスを抽出可能