IBC 2006 eyeon社「eyeon Connection」発表

アムステルダム、オランダ 2006年9月8日
トロントを拠点とするコンポジションソフトウェア開発会社であるeyeon Software Inc. が現在開催中のIBC 2006にて「eyeon Connection」を発表しました。


eyeon Connection(アイオン・コネクション)とは、同社の映像合成・特殊効果ソフトウェアであるFusion(フュージョン)からLANを通じてダイレクトにオートデスク社のMedia & Entertainment Stoneファイルシステムにアクセスできるようにする最新のテクノロジーで、インポートやエクスポート、中間メディアの介在することなく、inferno®やflame®、flint®、fire®、smoke®システムと相互運用できる能力を提供します。
eyeon社の主なデスクトップソリューションとのシームレスな作業を集約させることは、ワークフローのスピードや管理の進展といえます。eyeon ConnectionはStoneストレージアレイへ、ファイルシーケンスをダイレクトに書き込みまたは読み込みを行うことができます。
「我々が最初にeyeon Connectionのベータ版をテストしたとき、すぐにその利点に気づきました。Fusionは、我々の生産パイプラインの重要な部分です。このインテグレーションレベルを利用することによって、FusionとInferno/Flameシステムは、以前にもましてより密接に協働して働くことができます。我々は、『Connection』がワークフローに提供する効率を楽しみにしています」
(Jeff Campbell, Partner/VFX Supervisor, SPIN Productions Inc. )
eyeon Connectionは、Fusionワークステーションのローカルドライブとしてマッピングしたスタンダードなファイルシステムに、Stoneのクリップライブラリの階層構造を変換するバーチャルなファイルシステムのことです。複数のマシンからボリュームやプロジェクト、ライブラリをブラウズ、そして汎用のユーティリティを使って個々のフレームへアクセスできます。標準的な画像ファイルのように公開され(例えばDPX、TIFF、その他)、アレイに直接読み込みまたは書き込みができます。