Aurora 3.6.500.05 バージョンアップ

Digimetrics 社、ファイルベースビデオ・オーディオストリーム品質検査システム「Aurora」(オーロラ)の最新バージョン、バージョン 3.6.500.05 を当社Webページ「お客様専用ページ」(要ログイン)内のダウンロードに公開しました。
Aurora は、必要な検査項目のテンプレートを指定するだけで、映像ファイルに含まれているビデオ・オーディオストリームの、コーデックやコンテナ、キャプション、映像品質、音声品質、放送・映像用各種規格が正しく準拠しているかどうかを解析し、結果のレポートを作成するソフトウェアです。
 
ダウンロードはこちらから(要ログイン)
https://www.dpsj.co.jp/members/download/digimetrics/index.html
 
バージョン 3.6.500.05 の変更点

  • 少数の検査ユニット(プロ版)で処理速度を向上できるように、マルチコア機能が搭載されました。従来は1検査ユニットに対し1コアが割り当てられ、多数の検査ユニットを稼働させた場合でも安定した速度を保つよう設計されておりました。今回の改善により1検査ユニット対し4コアを使ったマルチスレッド処理が可能になります。
  • 検査ユニット(プロ版)に新たな検査Perceptual Visual Artifact Detection (PVAD) が加わりました。これはビデオの品質を検査するもので、従来のパターン認識検出ではなく、人間の視覚でノイズと感じる可能性のあるものを検出する新しい機能です。
  • ホットフォルダ(ウォッチフォルダ)の機能にサブフォルダまで監視する機能が追加されました。
  • レポートに検査環境(検査ユニットのグレードやGPUの有無など)が記載されるようになりました。
  • フィールドの反転検査にフレームのパーセンテージがパラメータとして加わりました。
  • オーディオの無音検査でチェックするチャンネルを特定できるようにしました。

 
Aurora の検査ユニットにおける2つのグレード、Std とPro の比較は下記の表で確認いただけます。
Aurora 検査項目(v3.5)