Digimetrics、NAB 2012 にて QC ソリューション「Aurora 4.0」および「Hydra Player Pro」、新たなパートナーを発表します ::2012 NAB 速報

2012年4月10日、BUSINESS WIRE 誌(CUSHING、オクラホマ州)より
– 最新メディアにとって重要なファイルベースの QC ツールメーカーである Digimetrics は、新製品と新パートナーをラスベガスで開催の NAB 2012 (ブース: N4918)にて発表いたします。
 
次のメジャーリリースとなる Aurora 4.0 は、Digimetrics の革新的なファイルベース QC ソフトウェアです。以下のいくつかの新機能によって、使い勝手や速度の改善に注力されています:
Smart Templates (スマートテンプレート) — 入力されたファイルの特徴を基にして、Aurora が自動的に検査テンプレートを選択できるようにします。QC プロセスに則した分岐ルールはユーザーによって構築可能です。この機能は Aurora の標準機能として搭載され、コンテンツのプロファイリングや検査に掛かるコストを激減させます。
Slate Detection (スレート検出) — Aurora の主な機能と言えば視覚的な異物を検出することでしたが、バージョン 4 からは黒またはフリーズフレーム、無音、カラーバーおよびトーン信号といった特定のアイテムを、コンテンツ内に存在すべきものとして検出できるようになります。コンテンツの識別目的のために使用されるタイトルカード・フレームを指定することもできます。
Hot Folder Sorting (ホットフォルダのソート) – ファイル名やファイル作成日、フォルダに入れられた時間を含むいくつかのアイテムに基づいて、ウォッチフォルダの処理順序をセットすることができます。
Abort Error Class (中止されたエラーの取扱) — 全てのワークフローには、ファイルを隔離させる必要があるような、特定の欠陥と言えるものが常に存在します。Aurora は新たに中止エラーの取扱方法を提供します。通常のエラーフラグの立ったファイルとは別に、中止されたものをどのように取扱えるように、中止されたファイルを隔離する場所を指定することができます。
 
Hydra Player (ハイドラプレイヤー)は今度の NAB において相当の力が入っており、バージョン 2 の登場と、新たにDekTec 社のハードウェアを使った SDI 再生出力が可能になるプロバージョンが追加されます。既に Hydra Player は Aurora で検査可能な全てのフォーマットを再生でき、SDI 再生出力における色の精度や音声との同期など、プロフェッショナルのプレイヤーとして確かなものを提供します。Hydra Player Pro は DekTec 社の DTA-2152 (HD-SDI、SD 出力)、DTA-2144 (SD 出力)、DTA-2145 (SD 出力)、DTU-245 (SD 出力 over USB)カードに対応しています。
 
昨年から Digimetrics は、Aurora のカスタマイズできる点やブラウザベースGUI、GPU アクセラレーションされる視覚的観点から検出されるノイズといった、革新的技術を展示してきました。今回初めて、メジャーなトレードショーイベントに2つのパートナーから OEM ソリューションが登場します。
Harris Corporation (ハリスコーポレーション、ブース: N2502)では、Harris® QuiC™ソフトウェアを北米向けに発表する予定です。コンテンツ解析のスペシャリストである Digimetrics から最高の QC 技術を導入し、デジタルコンテンツの自動解析に使い易く低コストな3つの製品が発表されます:
— QuiC™ Pro :最高の柔軟性とスケーラビリティを持つエンタープライズ向け
— QuiC™ Express :あまり複雑ではないワークフローのファイル解析向け
— QuiC™ View :HTML レポートによるデジタルコンテンツの視覚的なプレゼンテーション向け
 
Harris Morris (Harris Broadcast Communications 社長)
「放送局やプロダクション、メディアに伴う作業で、ファイルベース・ワークフローで現在最も多く要求され、最重要視されているのが、まさに品質管理プロセスです。これらの新しいツールは、擬陽性のない速さと効果を提供します — 多くのワークフローと配信プラットホームを通じて、コンテンツ資産をより効率的に共有し、配信し、商品化できるようにします。」
 
Cube-Tec International (キューブテック・インターナショナル、ブース: N517)では、Cube-Tec 社のワークフローソリューション「CubeWorkflow 2.0」に統合された Digimetrics 社の Aurora QC スイートを展示します。
 
Digimetrics (ビジネスユニット・マネージャ Eric Carson)
「Aurora は特にシンプルな構成となるようデザインされています。Cube-Tec 社が画期的なワークフロー・プラットホームにこの技術を組み込む選択をしたことに大変喜んでおります。これらの技術の結集が、QC 項目を持つコンテンツ資産をより速く利用できるワークフローとして、顧客に提供できると確信しています。」
 
Cube-Tec International (技術責任者 Jörg Houpert)
「私たちは、CubeWorkflow の Quality Enrichment Engine と最高の QC エンジンを一緒に市場に出せることを楽しみにしています。この Quality Enrichment Engine は、QC エンジンのひとつ上のレイヤーで動作し、アーカイブ品質を改善させるための複雑なセマンティック情報も使うことができます。この追加されるセマンティックレイヤーは、主に純粋な技術的測定で評価されたか明確にできない QC パラメータにとって重要なものです。」
Digimetrics の技術は引き続き Amberfin の iCR 製品の一部である UQC エンジンに統合されています。Amberfin はブース:SU9005にて統合されたソリューションを展示する予定です。
■ Digimetrics とは?
Digimetrics ( www.digi-metrics.com )は、DCA 社のビジネス部門のひとつです。2008 年よりファイルベースの QC を焦点に、最新の技術と画期的な開発を行ってきました。近代的にメディアを取扱う組織である放送局やケーブル TV、VOD 配信、ポストプロダクション設備など、世界中で Aurora QC ソリューションは使われ、Hydra Player によってプロフェッショナルなコンテンツのレビュー再生環境が提供されています。
 
■ Harris Corporation とは?
Harris 社は、150ヶ国以上の政府や市場に国際的なコミュニケーションと IT 情報技術を提供する会社です。メルボルン、フロリダに本部を置き、60億ドルの歳入とおよそ17,000人の従業員がいます – 7000人近い技術者と研究者を含みます。Harris 社は、最高の assured communications® 製品・システム・サービスの開発に注力されています。より多くの情報は www.harris.com でご確認いただけます。
 
■ Cube-Tec International とは?
Cube-Tec International ( www.Cube-Tec.com )社は、プロフェッショナルのオーディオにおける復旧とアーカイブソリューション、マスタリングで有名な会社です。15 年以上の間 Cube-Tec 社は、複数の品質評価方法を用いた近代的なファイルベース・ワークフローに、コンテンツ検査とプロセスの自動化を与えるための、最高水準の技術を持った製品を提供します。最近の Cube-Tec 社の製品とサービスがカバーしたものは、画像アーカイブの移管とデジタルシネマに向けたソリューションです。
Cube-Tec 社の製品は、世界中のメディア企業や有名な政府のアーカイブなどで使われています。22 ヶ国、100 以上のメディアアーカイブのインストールベースがあり、Cube-Tec 社は今日、この市場におけるリーダーの地位を確立しています。Cube-Tec 社の技術は Adobe や Steinberg Media Technologies といった会社にライセンスされています。Cube-Tec 社は、SMPTE や AMWA、EBU などにおけるメディアワークフローの国際的な標準化を推進する活動をしています。
Copyright © 2012, DCA, Inc. All rights reserved. Digimetrics、Digi-metrics、Aurora および Hydra は DCA, Incの商標または登録商標です。その他、各社の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
以上
 
日本人スタッフについて
現地ブースには DPSJ スタッフがおりますので、ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。
弊社スタッフが以下の日程で Digital Rapids 社のブースに居る予定です。
16 日 10 時~ 12 時・ 16 時~ 18 時
17 日 10 時~ 12 時
18 日 10 時~ 12 時・ 16 時~ 18 時
19 日(最終日) 10 時~ 12 時
それ以外の時間帯でも事前に以下まで連絡を頂けましたらブースに居るように致します。
会期中の連絡先: +81-90-4598-4812 (注:現地より掛ける場合は日本への国際電話となります)
又は Twitterの kohei117
 
皆様のお越しをお待ちしております。
 
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