2014 NAB Show 速報 : Digimetrics 社、次世代ファイルベース QC 「Aurora 5」をアナウンス

ファイルベース検査と計測ソリューションを牽引する Digimetrics 社(米国)は、この度 Aurora 5 Professional のアナウンスをしました。新たな世代となる高性能なファイルベース QC 分析製品のフラグシップモデルは、他の追随を許さない分析速度、正確性、フォーマット対応を誇ります。

Aurora 5 Professional は、多くのスレッドをどんなコア数にもダイナミックに割り当てられる最初のファイルベース QC 製品で、各検査ユニット(VU)で一度に一つの QC タスクを処理することによって、QC 性能を保証します。より多くの利用可能なコアがあれば、パフォーマンス向上のためにそれらを使用できます。たくさんの CPU を使用するために、仮想環境やブレード環境で使用可能です。または、4K や 8K、32K 以上のファイルを高速に分析できるようにするために、GPU アクセラレーションで処理速度を上げることも可能です。Aurora 5 Professional はメディア組織に無制限且つ劣化のない、スケーラブルな QC ソリューションを提供します。

標準で、Aurora 5 Professional の検査ユニットは 8 CPU コア(現バージョンは 4 CPU)、GPU を最大 2 つまで使用できます。処理速度はファイルフォーマットの特徴によってことなりますが、参考として HD であれば 4 ~ 5 倍ほどリアルタイムより速く、4K (4K の JPEG2000 はほぼ 2 倍リアルタイムより速い)であればリアルタイムの等倍より速く処理できます(検査内容によっても変化します)。

Aurora 5 Professional の新たな追加オプションは、“VU Plus” という、検査ユニット(VU)ごとに最大 16 CPU コアと、無制限に GPU を使用できるようにリソースを拡張するものです。検査ユニット(VU)を 2 倍に増やしても、2 倍のスループットが得られるわけではなく、むしろ 50% ほどのスループットになります。

 

Eric Carson (Digimetrics 社、CTO):

「Aurora 5 Professional は 18 ヶ月以上の開発と、圧倒的なスピードの供給によって QC 市場を牽引するという私のビジョンを続けたことによる成果です。R&D が取り組む重要且つ進行中のことは、検査の偽陽性をさらに少なく、検査やファイルフォーマットへのさらなる対応、市場にあるどの製品よりも速い分析を実現することです。

 

Phil Eade (Digimetrics 社、グローバル・セールス & マーケティング ディレクター):

「Aurora 5 Professional の性能と正確性で、大きなメディア組織で 4K の制作物または大量のファイルを処理するかにかかわらず、より大きなファイルや多量のファイルを検査したいニーズに対して実質的なソリューションを提供します。」

Aurora 5 Professional は、2014 2Q にリリース予定。セレクトケア加入者の方はアップグレードいただけます。

イベント情報

ラスベガスにて開催の「2014 NAB Show」 Digimetrics ブース N3833 にて、Aurora 5 Professional をご覧いただけます。

是非お立ち寄りください!

 

■ Digimetrics について

ファイルベース時代のQC ソリューション - Digimetrics 社(アメリカ)は、映像・音声の規格やコーデック、コンテナ技術に精通して、非常に高いレベルのQC ツールを提供します。テープヒットノイズ検出機能は独自開発、また、オーディオラウドネス自動調整ソフトやメディアプレイヤーソフトも提供しています。