最大 2 系統の HEVC 4K60P をリアルタイム処理可能な、「Advantech Vega 3310 – H.265 / HEVC 対応アクセラレータ PCIe カード」の取扱開始

5G 時代の IP ビデオのワークフローのクリティカルポイントである
トランスコーディングの課題を解決します

日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社(本社:東京都中野区 代表取締役:難波田 哲史 略称: DPSJ)は Advantech 社(アドバンテック、本社:台北市、台湾)が開発・製造・販売する、ビデオトランスコーディング向けアクセラレータ PCIe カード製品「Advantech Vega 3310」(アドバンテック・ベガ 3310)の日本国内に向けた取扱を開始することを発表しました。

 

 

Transcoding is critical when you want your content to reach more end users”(Wowza Media Systems 社の技術ブログ記事「What Is Transcoding and Why Is It Critical for Streaming?」より引用)

典型的なトランスコーディングの課題

画質 vs 処理速度

HEVC や H.264 などの圧縮コーデックは、画質と処理速度がトレードオフの関係にある。画質レベルと処理速度の適切なバランスを得るためのパラメータ設定が難しい

HTTP ストリーミング

デバイスで正常に視聴できるためには、ストリーム内のコーデックなどのパラメータが一定の要件を満たしていないといけない

低遅延ストリーミング

CMAF などの低遅延ストリーミングもストリーム内のコーデックに対して特定の要件がある場合がある

CPU vs GPU

一般に、トランスコーディングは CPUインテンシブな処理であり、必要な処理能力のキャパシティを確保しながらハードウェア調達コストを抑えるためのサイジングが難しい。CPU の代わりに GPU を利用してトランスコーディングの処理の負荷をオフロードする方法もあるが、これにもメリットとデメリットがある。一般的には速度面は GPU が有利とされており、画質面では CPU (ソフトウェア処理)が有利とされている(GPU の場合、搭載可能な命令数の制限があり、すべてのエンコーディングの技術要素を用いることができないため)。

日進月歩のテクノロジー

ストリーミング関連のテクノロジーは進歩が早く、トランスコードの要件も時代に合わせて変化し続けています。

Advantech Vega 3310 は、オープンソースソフトウェアの FFmpeg や、ストリーミング配信サーバーソフトウェアの「Wowza Streaming Engine」とのシームレスな連携が可能で、ストリーミングのワークフローにおける重要な処理である「トランスコーディング」の課題を解決し、安心且つ信頼できるメディアワークフロー構築の助けになります。

主な機能

  • 最大 2 系統の 4K60p または 8 系統の 1080 60p の 4:2:2 10 ビット HEVC、AVC、MPEG-2 エンコードとデコード、トランスコードを同時リアルタイム処理
  • 超低遅延対応
  • 35 W 以下の低電力消費
  • FFmpeg や GStreamer マルチメディアフレームワーク用の、簡単で使いやすい API とサンプルコード

Advantech Vega 3310 とは

Advantech Vega 3310 - H.265 / HEVC 対応アクセラレータ PCIe カードは、ストリーミング配信サーバーソフトウェアの「Wowza Streaming Engine」の開発元である Wowza 社とのパートナーシップにより、Advantech の IP トランスコーディング機能と完全にシームレスに連携でき、さらに、オープンソースソフトウェアである FFmpeg からの制御にも対応しています。あらゆる配信プラットフォームに対して放送品質且つ信頼性あるトランスコードワークフローを提供します。

従来のトランスコーディングは、ハードウェアのサイジングにノウハウが必要で、専門知識を持ったエンジニアがハードウェアシステムの選定を行う必要がありました。しかし、一度導入したハードウェアシステムのキャパシティを後から変更することは難しく、技術潮流の変化の激しいストリーミングのワークフローにおいては、ハードウェア導入後に生じた新しい配信技術やワークフローが要求する新しいトランスコーディングの要件に対応できないケースがあり、ハードウェアシステムの買い直しが必要になったり、新しい技術やワークフローの導入を断念するきっかけになってしまったりする場合がありました。Advantech Vega 3310 は、ビデオトランスコーディングの処理をオフロードして専用 PCIe カードの処理に完全に任せることで、トランスコードの処理のためのハードウェアシステムへの負荷を可能な限り軽減して、画質レベルとワークフローの両方の要件を同時に満たす理想的なハードウェアシステムを設計可能です。

Advantech 社について

Advantech 社は 1983 年に設立された、信頼ある革新的な製品やサービス、ソリューションを提供するリーダー的存在です。包括的なシステムインテグレーション、ハードウェア、ソフトウェア、顧客中心の設計サービス、組み込みシステム、自動化製品、グローバルな物流サポートを提供しています。Advantech 社の企業ビジョンは、「インテリジェントプラネットの実現」です。ビジネスパートナーやお客様が産業チェーンをつなぐのを支援し、ビジネスパートナーと協力して産業インテリジェンスの目標を加速するビジネスエコシステムを共創しています。

日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社とは?

DPSJ (日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社)は、デジタルメディアにおけるストリーミング配信やプッシュ通知などのウェブテクノロジー、ファイルベースおよび IP ベースのワークフローで、未来も活用できるソリューションを包括的にカバーし、革新的且つフレキシブル、スケーラブル、リーズナブルなプロフェッショナル向けソフトウェアとハードウェアの販売およびサポートを提供します。

【本件に関するお問い合わせ先】

  • 企業名: 日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社
  • 連絡先:
    • 広報: (担当)木村 国中 (Email)kuninaka@dpsj.co.jp
    • 営業: (担当)DPSJ インフォメーション (Email)dpsj_info@dpsj.co.jp
  • TEL: 03-6746-0231