Magewell 社、ライブプロダクションとストリーミング機能を “オール・イン・ワン” で提供する ポータブルデバイス「Director Mini」をリリース [海外ニュース]

2023 年 9 月 6 日(南京、中国): https://www.magewell.com/news/136/detail

Magewell(メイジウェル)社は、信頼性が高く革新的なビデオインターフェース、ストリーミング、IP ワークフロー製品を十数年にわたり提供し続けている有名企業です。同社は自身のポートフォリオを拡張する、初のフル機能を搭載したプロダクション・ソリューション「Director Mini」を発表しました。Director Mini は、マルチ入力のスイッチングとグラフィックス、ストリーミング、レコーディング、モニタリングを 1 台のコンパクトなデバイスに統合し、イベントのライブ中継やリモートプロダクションのフィードなど、魅力的な作品を一人のオペレーターによって簡単に実現できます。

Director Mini は、9 月 15 日から 18 日までアムステルダムで開催される世界的な展示会「IBC2023」の Magewellブース(7.A44)でデビューを飾り、今月から出荷を開始します。

注)日本国内におきましては、技適を取得した後に販売開始される予定です。技適の取得の目処が立ち次第あらためてお知らせします。

Director Mini は非常に汎用性ある形状で、柔軟な入力ソースと豊富な機能というユニークな組み合わせを提供します。2 系統の HDMI 入力と 2 系統の USB AV 入力、さらに SRT ストリームと RTMP ストリーム、最大 2 系統の NDI|HX ソースを含む、3 系統のライブ IP ソースを同時に切り替えることができます。ビデオ、オーディオ、画像を含むファイルベースのメディア素材も、ライブソースと自由に組み合わせることができます。HDMI と USB 入力のエンベデッドオーディオと 3.5mm アナログオーディオ入力を利用できます。

Director Mini  の直感的なユーザーインターフェースは、内蔵の 5.44 インチ AMOLED タッチスクリーンからアクセスできます。ライブ HDMI や USB、ネットワークストリームのオーディオ入力、メディアソース、グラフィックスなどを組み合わせた複数のシーンを定義することができ、これらのシーンをオンザフライで切り替えたり、トランジションしたりすることができます。クロマキー機能によってバーチャル背景を使用することができ、テレストレーション機能によりリアルタイムでの画面描画も可能で、内蔵のスコアボード機能と組み合わせればスポーツ中継にも対応できます。また、タッチスクリーンから PTZ カメラをコントロールすることも可能で、シンプルなワンマンオペレーション制作を実現します。

Director Mini のタッチスクリーンインターフェースは、iOS および Android デバイス用の「Director Utility」アプリで補うこともでき、リモート設定、オーディオコントロール、入力切り替え、スコアボードコントロールなどが可能です。Director Utility アプリを使えば、スマートフォンのカメラをストリーミングソースにして、Director Mini ハードウェアのモバイル入力として利用でき、マルチカメラ制作の可能性をさらに高めます。最大 3 台のモバイルデバイスを同時に Director Mini のソースとして使用できます。

Director Mini は、最大 1080p、60 fps、最大ビットレート 30 Mbps でのビデオエンコードが可能で、柔軟性の高い出力性能を備えています。プロダクションは、RTMPプロトコルを使用して、YouTube™ Live、Facebook™ Liveまたはカスタム配信先などの一般的なプラットフォームにストリーミングできます。YouTube、Facebook、Twitchへのストリーミング中にライブコメントを表示できます。SRT ストリームの出力機能により、Director Mini は、リモートプロダクションのためにオフサイトロケーションに高品質のフィードを提供する優れたツールとなります。また、このデバイスはNDI® HX出力を1つ作成し、追加のIPベースの制作ツールのソースとして使用することもできます。そのUSB-Cポートは、プログラム出力、ユーザーインターフェース、または接続されたUSB-CディスプレイにいずれかのHDMI入力のループスルーを表示するように設定できます。最後になりましたが、コンテンツはSDカード、USBフラッシュドライブ、またはデバイスの内部ストレージに録画できます。

「Director Mini は、小中規模のマルチ入力を要するビデオ業務を一人のオペレーターで非常に簡単に行えるように設計されています、HDMI と USB の AV ソースに加え、NDI|HX や SRT、RTMP ストリームをサポートすることで、ビデオ業務で扱える入力の数と種類が驚くほど柔軟になります。Director Mini によって制作者の創造性が拡がるのを心待ちにしています。」

Nick Ma(Magewell、CEO and CTO)

Magewell 社について

Magewell 社(本社:南京、中国)は 2011 年に設立され、ビデオやオーディオのキャプチャ、変換、ストリーミング 向けのハードウェアとソフトウェアの設計および開発を行っています。継続的なイノベーションと卓越した顧客サービスの提供を指針として、Magewell は、そのソリューションの優れた品質、性能、信頼性、コスト効率で高い評価を得ています。

Magewell のソリューションは、ライブイベントのストリーミングや放送、プロダクション、ビデオ会議、医療用画像処理、講演会撮影、監視、ゲームなど、幅広い用途で世界中に展開しています。

日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社とは

DPSJ (日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社)は、デジタルメディアにおけるストリーミング配信やプッシュ通知などのウェブテクノロジー、ファイルベースおよび IP ベースのワークフローで、未来も活用できるソリューションを包括的にカバーし、革新的且つフレキシブル、スケーラブル、リーズナブルなプロフェッショナル向けソフトウェアとハードウェアの販売およびサポートを提供します。

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