2023 年 11 月 16 日(南京、中国):
Magewell(メイジウェル)社は、成長し続ける高性能ライブメディアエンコーダー Ultra Encode Family の新たな 2 モデルを発表しました。Ultra Encode HDMI Plus と Ultra Encode SDI Plus は、マルチプロトコルの同時ストリーミングやファイル保存、NDI|HX3 への対応、4K p30 エンコード、PoE(Power over Ethernet)、ライブプロダクション用の高度な機能ほか、卓越したエンコード機能と柔軟な配信機能を兼ね備えています。ライブストリーミングやリモートコントリビューション、IP ベースのプロダクションや配信まで、幅広い用途で活用いただけます。
Ultra Encode HDMI Plus
Ultra Encode SDI Plus
Ultra Encode HDMI Plus と Ultra Encode SDI Plus は、本日より販売を開始します。バルセロナで開催の ISE 2024(2024 年 1 月 30 日〜 2 月 2 日、ブース:5E710)では、Magewell 社で注目のデモンストレーションのひとつとなります。
「既存モデルの Ultra Encode HDMI/SDI とフラッグシップモデルの Ultra Encode AIO は依然として絶大な人気がありますが、Ultra Encode AIO が持つより高いビットレートやフォーマットの拡張性、録画機能、マルチプロトコルの同時ストリーミング機能を、コンパクトでカメラマウント可能な形で使用したいというお客様の声もいただきました。新しい Ultra Encode Plus は製品ラインナップの中間に完璧にフィットし、これらのニーズを満たすことで Ultra Encode Family はさらに多くの用途にとって理想的なものになるでしょう。」
James Liu(Magewell、VP of Engineering)
Ultra Encode HDMI Plus は HDMI 入力から最大 4096 x 2160、30fps でエンコードでき、Ultra Encode SDI Plus は 6G-SDI 入力から最大 4K、30fps でエンコードできます。両モデルとも、H.264、H.265(HEVC)、NDI|HX2、NDI|HX3 を含む複数のビデオエンコードフォーマットとテクノロジー、および RTMP、RTMPS、SRT、RTSP、RTP、HLS、TVU の ISSP テクノロジーを含む幅広いストリーミングプロトコルをサポートしています。
ビデオは最大 32Mbps(NDI|HX3 は 62Mbps)のビットレートでエンコードでき、最大 8 チャンネルのオーディオを AAC フォーマットでエンコードできます。解像度、フレームレート、ビットレートを異なる組み合わせで、2 つのエンコードプロファイルを同時に指定できます。設定可能なプリセットにより、YouTube Live(RTMP または HLS 経由)、Facebook Live、Twitch、Wowza Video プラットフォーム(RTMP または SRT 経由)、またはカスタムターゲットへのストリーミングが簡単に行えます。Ultra Encode Plus モデルは、複数のプロトコルで同時にストリーミングする機能を含め、最大 6 つの異なるターゲット先に同時にストリーミングできます。入力は、デバイスの内部ストレージ、USB 接続の外部ドライブ、またはネットワークストレージにファイルとして記録することもできます。
Ultra Encode Plus 本体は、コンパクトでカメラマウント可能な金属製の筐体で、縦横 106.6mm x 106.2mm、高さ 25mm です。内蔵されたタリーライトは、ライブプロダクション環境の NDI|HX 出力使用時におけるプログラムまたはプレビューを指し示すために使われます。ループスルー接続とラインレベルのアナログ音声入出力も備え、PoE(Power over Ethernet)または付属の電源アダプターで給電できます。Wi-Fi ネットワーク接続と RJ-45 ギガビットイーサネットの両方を搭載しています。
Ultra Encode Plus もすべての Ultra Encode モデルと同様に、ブラウザベースの直感的なウェブインターフェースを介して、設定から監視、制御することができます。さらに Control Hub ソフトウェアを使うと、複数台のエンコーダーをリモートで集中管理・制御が可能です。また、Ultra Encode Plus をソリューションに組み込むための、システムインテグレーターやサードパーティ開発者向け HTTP ベース API も用意されています。
Magewell 社について
Magewell 社(本社:南京、中国)は 2011 年に設立され、ビデオやオーディオのキャプチャ、変換、ストリーミング 向けのハードウェアとソフトウェアの設計および開発を行っています。継続的なイノベーションと卓越した顧客サービスの提供を指針として、Magewell は、そのソリューションの優れた品質、性能、信頼性、コスト効率で高い評価を得ています。
Magewell のソリューションは、ライブイベントのストリーミングや放送、プロダクション、ビデオ会議、医療用画像処理、講演会撮影、監視、ゲームなど、幅広い用途で世界中に展開しています。
日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社とは
DPSJ (日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社)は、デジタルメディアにおけるストリーミング配信やプッシュ通知などのウェブテクノロジー、ファイルベースおよび IP ベースのワークフローで、未来も活用できるソリューションを包括的にカバーし、革新的且つフレキシブル、スケーラブル、リーズナブルなプロフェッショナル向けソフトウェアとハードウェアの販売およびサポートを提供します。
【本件に関するお問い合わせ先】
- 企業名: 日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社
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- 営業: (担当)DPSJ インフォメーション (Email)[email protected]