Apple HTTP Streaming

Stream エンコーダで実現できる、HTTP Streaming

  • HTTP Streaming (オンデマンド)
  • HTTP Live Streaming (HLS)

Stream エンコーダはライブとオンデマンド両方のHTTP Streaming に対応可能です。もちろんライブとオンデマンド両方同時に出力することもできます。

Stream エンコーダ + HTTP Streaming 特長

セグメンタ不要!シンプルなワークフローを構築!

Stream エンコーダのiPhone Encoder オプションによって、iPhone/iPad 向けABR 配信をシンプルなワークフローで実現することができます。通常のiPhone/iPad 向けABR 配信は、複雑な処理(エンコードとラッピング)の後に「セグメンタ」アプリケーションを経由して、Web サーバーで公開されるという煩雑なステップを踏む必要があります。iPhone Encoder オプションを使用することで、コーデックの設定やラッピング、セグメント処理を簡素化できます。また、Webサーバー上のディレクトリを出力先にして、セグメント処理されたファイルと再生に必要なプレイリスト(*.m3u8)ファイルをアップロードできます。非常にシンプルなワークフローになります。

アプリ認定に必要な条件をクリア(Stream 3.6 以上)

iPhone/iPad への配信サービスを提供する際に、視聴するアプリも提供する場合もあるでしょう。しかし、Apple 社による認定を得るためには、配信されるストリームの帯域や配信手法などに条件があります。iPhone Encoder オプションはそれら条件をクリアできるよう設計されています。※) 2011年7月現在: 認定条件は変更される場合もありますので、都度ご確認ください。また、アプリの種類によっては条件に合わない場合もございます。ご了承ください。

暗号化も対応可能

iPhone Encoder オプションによってセグメント処理されたMPEG-2 TS ファイル(コンテンツ)が出力されます。出力されるファイルをAES-128 CBC モードによる暗号化を加えて出力することもできます。複合化するためのキーは外部サービスもしくはエンコーダによって発行され、コンテンツと共に生成されるプレイリストファイル内に複合キーの取得方法を加える等できます。

仕様

視聴端末 モバイル: iPhone/iPad/iPod Touch
コーデック AVC H.264: 要Stream オプション(iPhone Encoder
暗号化 AES-128 CBC モード
ライブ出力 *.ts、*.m3u8 ファイルをローカルに生成後、出力先に随時POST 転送(HTTP/FTP プロトコル、UNC パス)※)FTP プロトコルはStream 3.6 以上で対応
ファイル生成 *.ts、*.m3u8 (ローカルに生成後POST 転送(HTTP/FTP プロトコル、UNC パス)も可能)※)FTP プロトコルはStream 3.6 以上で対応
配信サーバー CDN: Akamai、Limelight Networks 等
Windows/Linux OS + Web サーバー(Apache/IIS 等)
配信プロトコル HTTP