Wowza 活用事例: CERN

数百の研究施設や大学から、数万もの科学者やエンジニアが参加し、欧州原子核研究機構(CERN)主催の実験を協働で行います。CERN がその成果を世界とシェアする目的で運用している高度な放送システムを拡張することになった際に、Wowza Streaming Engine™ がソリューションとして選ばれました。

CHALLENGE

– チャレンジ –

 

CERN は組織内および組織外から必要とされる要件に対応するため、いわばその研究能力と同等の、高いレベルのメディアストリーミングのソリューションを必要としていました。様々な端末で増え続ける視聴者数に適応するために、CERN はキーとなる 3 つの必要条件を基にソリューションの調査を開始しました:

  • あらゆる端末へいつでもグローバルに配信が可能であること
  • 優れた信頼性
  • 最小限のインフラ構成で、簡単な設置と管理ができること

SOLUTION

– ソリューション –

 

Wowza Streaming Engineによって、拡張されたストリーミングプログラムを支えることが、我々のソリューションの核でした。そして実際、CERN の歴史の中で最も象徴的な発見の一つ(ヒッグス粒子と一致する、実質的に全ての物質の基盤となる新たな素粒子の発見)に関する、グローバルな放送を Wowza Streaming Engine は力となって支えました。

Wowza ソフトウェアの設置によって、CERN は以下のようなことが達成できました:

より確かなコンテンツデリバリー:

ヒッグス粒子の発表のため、CERN は視聴者により完全で魅力的な経験を得られるよう、同時に 2 本のストリーミング(1 本はプレゼンターの声、もう 1 本はプレゼンテーションのスライドショー)を流しました。

様々な端末へ向けたストリーミング配信:

Wowza Streaming Engine 搭載のトランスコード機能によってライブストリームを変換し、様々な種類の端末やネットワーク環境を通じて、世界中にいる CERN の視聴者に届けられるようにすることは必要不可欠でした。

ソーシャルメディアの活用:

Marek Domaracky (CERN、ウェブキャスト・マネージャ)「(ヒッグス粒子の発表日に)私たちはモバイル端末からの接続数が多いことに驚きました。数多くの人がスマートフォンのソーシャルメディアでウェブキャストのリンクを見て、直接それを視聴するためにクリックしたのです」

Marek Domaracky (CERN、ウェブキャスト・マネージャ):

「Wowza に変えることで、格段にウェブキャストの数を増やすことができるようになりました…。接続数や視聴者数を心配しなくてもよくなりました。インフラ設備は今後も負荷に耐え続けてくれると確信しています」

BENEFITS & RESULTS

– 利点と結果 –

Wowza のテクノロジーによって、CERN は以前に比べてより頻繁に、より堅牢なイベント配信が可能になりました。Wowza Streaming Engine を導入して以降、CERN は数多くの重要な発表をストリーミングしてきており、数千の同時視聴を実現しています。

信頼性のあるグローバルな放送:

Wowza のテクノロジーによって、CERN は同時に 5,000 以上の接続、および世界最大の粒子物理学会議の出席者数百人へのライブフィードを含め、5 Gbps でヒッグス粒子のイベントをストリーミングすることができました。

少ない労力で多くのイベントを:

「効率と能力が増大したため、年間約 300 のイベントを編成することができるようになりました」(談: Domaracky)

強力なスケーラビリティ:

初の TED x CERN イベントでは、世界中の 27 の機関で開かれた視聴会を含めた 10,870 以上のユニークな視聴者をライブの同時放送で獲得しました。「私たちは現在、6,000 以上の同時接続に対応できる能力を持っていますが、必要に応じてより大きくすることも可能です」(談: Domaracky)