Aurora とは
Aurora は、映像・音声コンテンツを含むメディアファイルを検査し、ファイルフォーマットやファイル構造、メタ情報、ノイズ等における問題点をレポートとして出力することができるソフトウェアです。また、連携して使用できる「Hydra Player」で、問題箇所を素早く確認することも可能です。
Aurora の検査時間はどれくらいですか?
Aurora の検査時間は、検査内容とファイルフォーマット、解像度によって変化します
- SD 解像度: 実時間の半分から 5 分の 1 程度
- HD 解像度: 実時間とほぼ同じか、2 倍程度
標準的な検査内容であれば、以上が目安になります。
但し、検査項目によっては非常に演算能力を必要とされるものがあります。Tape Hits や Perception Based Artifact Detection が相当し、実時間の 2 倍から最大 5 ~ 10 倍必要になる場合があります。nVidia CUDA によるアクセラレーションによって高速化させることが可能です。
アクセラレーションに対応する GPU ボードはこちらのその他を参照
https://www.dpsj.co.jp/tech-info/digimetrics/aurora/555.html
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Aurora の特長はなんですか?
ミニマム構成からスタート可能
Aurora は、Aurora コントローラと Aurora VU (検査ユニット)を各 1 ライセンスづつ最低限必要としますが、同一 PC 上に構築でき、必要に応じて VU ライセンスを増やしていくことが可能です。
検査スピードが速い
解像度やフォーマット、検査内容によって検査時間が変わりますが、HD 解像度で実時間以内~約 2 倍程度が目安の検査時間です。また非常に処理能力を要する検査項目に対しては、GPU によるアクセラレーションによって高速化を図ることができます。
容易な QC 管理と運用
操作は Web ブラウザを経由して行えますので、遠隔地からでも管理や設定の変更などが可能です。
また、検査後に出力される結果レポートの内容を容易にチェックできるよう、エラー箇所へワンクリックでジャンプしたり、エラーが発生したフレームだけをクリック操作だけで確認できるようになっています。視認した結果をレポートに反映させることも可能です。
より完全な自動化に対応
検査内容は、検査テンプレートと呼ばれる単位で作成、管理され、自動化する際はウォッチフォルダを使って運用することができます。
ウォッチフォルダだけですと、誤操作する可能性(コピーするフォルダを間違えるなど)もあるため、Aurora はスマートテストプランと言う機能を使ってウォッチフォルダに入ってきたファイルのフォーマットやコーデック、その他メタ情報を使った分岐処理が可能です。
例) MXF 形式のファイルがコピーされてきたら ~~検査を実行し、それ以外は △△検査を実行する
ウォッチフォルダを検査内容ごとに作る必要がなくなり、より完全な自動化を実現します。
Aurora の検査ユニットタイプの違いに関して
Aurora 5 より以下のように変更になりました
1) 検査ユニットタイプ
Aurora Standard
使用可能CPUコア数:2コアまで
使用可能GPU数:1つまで
Aurora Pro
使用可能CPUコア数:8コアまで
使用可能GPU数:2つまで
Aurora Pro Plus
使用可能CPUコア数:16コアまで
使用可能GPU数:8つまで
2) 拡張パック
Advanced Codec Pack: HEVC、JPEG2000、Canopus コーデック及び 4K ファイルのデコードを行う場合に必要
Windows10への対応について
Windows 10 へのサポートはメーカーからの対応があり次第、弊社ウェブサイト内でご案内予定です
ご案内までは Windows 10 へのアップデートは実施しないでください
アップデートした場合の動作保証はサポート対象外となりますのでご注意下さい
対象製品は以下の通りです
Imagine Communications(旧 Digital Rapids)製品
- SelenioFlex File
Tektronix(旧Digimetrics)製品
- Aurora
Metus 製品
- INGEST ONE PRO Gen3
Metus INGEST 及び Metus MAM、MediaCube はソフトウェアの最新版で Windows 10 に対応しています
ご購入時期やソフトウェアメンテナンスによって対応が異なります
Quicklink 製品
- The Quicklink TX
Wowza Media Systems製品
- Wowza Streaming Engine
Zixi製品
- Zixi
どのようなライセンス形態ですか?
Aurora ソフトウェアはライセンスキーによって管理(インターネット経由でのアクティベーション)されます。
最小構成として、Aurora コントローラと Aurora VU (検査ユニット)が各 1 ライセンス必要です。必要に応じて Aurora VU を増やすことが可能です。
Aurora コントローラと Aurora VU (検査ユニット)について教えて下さい
Aurora コントローラは、Aurora システムの全般的な設定やライセンス、検査ジョブを管理します。
Aurora VU は割り振られたメディアファイルの検査をする演算ユニットになります。VU は 1 つのメディアファイルの検査を専有しますので、同時に複数のファイルを検査することはできませんが、VU ライセンスを追加することで VU 数のファイルを同時に検査できます(3 VU あれば同時に 3 ファイル検査可能)。
Aurora VU は Std (スタンダード)と Pro (プロ)の 2 種類用意されております。Std は主にフォーマットチェックに、Pro はノイズ検査などが含まれます。
Aurora 動作環境を教えて下さい
こちらのリンク先を参照してください
https://www.dpsj.co.jp/tech-info/digimetrics/aurora/555.html
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Aurora の対応フォーマットを教えて下さい
こちらのリンク先を参照してください
https://www.dpsj.co.jp/tech-info/digimetrics/aurora/554.html
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Aurora の検査項目を教えて下さい
こちらのリンク先を参照してください
https://www.dpsj.co.jp/tech-info/digimetrics/aurora/560.html
@import url(https://www.dpsj.co.jp/wp-content/plugins/siteorigin-panels/inc/../css/front-flex.css); #pgc-7987-0-0 { width:100%;width:calc(100% – ( 0 * 30px ) ) } #pl-7987 .so-panel , #pl-7987 .so-panel:last-child { margin-bottom:0px } @media (max-width:780px){ #pg-7987-0.panel-no-style, #pg-7987-0.panel-has-style > .panel-row-style { -webkit-flex-direction:column;-ms-flex-direction:column;flex-direction:column } #pg-7987-0 .panel-grid-cell { margin-right:0 } #pg-7987-0 .panel-grid-cell { width:100% } #pl-7987 .panel-grid-cell { padding:0 } #pl-7987 .panel-grid .panel-grid-cell-empty { display:none } #pl-7987 .panel-grid .panel-grid-cell-mobile-last { margin-bottom:0px } }
Aurora 標準のハーディング検査とオプションのハーディング検査は同じですか?
厳密にはプログラムが異なるため同じではありません。しかし、同じファイルを検査したところ同様の結果を得ることができました。
なぜハーディング検査オプションがあるのですか?
検査自体の内容は広く公開された規格となっており、誰でもその内容に従ってプログラムを作ることが可能です。Aurora VU Pro に搭載されているハーディング検査は、Digimetrics 社で作成されたプログラムによって行われます。
一方、ハーディングオプションをご購入いただくと、Harding 社より提供されたプログラムによって検査が行われ、且つ検査レポートに Harding 社の承認マークが刻印されるようになっております。
Aurora MXF オプションについて
いいえ、標準的な検査内容であれば MXF オプションは必要ありません。
Aurora の MXF オプションは、主にコーデック開発やカスタムシステム開発などに必要な、MXF ファイル構造の奥深いところまでを検査するためのものです。一般的なレベルでのファイル構造検査やデコードには、このオプションは必要ございません。