Hydra Player

Hydra Playerとは

  • 様々なメディアをフレームアキュレートに再生、スタンドアローンでも利用可能なメディアプレイヤー
  • 再生中にラウドネスメーター(ARIB TR-B32 対応)を表示可能
  • メディアファイル情報や音声の波形を表示可能、様々なオーディオマッピングに対応
  • メディアに含まれる補助的データ(キャプション/サブタイトル)に対応
  • QC ツール「Aurora」とシームレスに連携したエラー箇所の確認ツール

メディアプレイヤーでこんな経験はありませんか?

「ひとつのプレイヤーが何でも再生してくれたら…。」に応える。Hydra Player

色々なメディアプレイヤーをインストールしたらシステムが不安定になった。または正常に再生できなくなった

ひとつのシステムに多数のメディアプレイヤーをインストールすると、一緒にデコードプログラムもインストールされるため、システムや関連アプリケーションが不安定になるリスクが高まります。

プロ用フォーマット(MXF など)のメディア再生環境に困る

プロが使用する MXF ファイルなどのフォーマットは一般的なプレイヤーでは再生できません。XDCAM や P2 などはメーカー提供のプレイヤーでは再生可能ですが、それ以外のフォーマットへの対応は難しく、他のプレイヤーをインストールするのもあまり好ましくないでしょう。

Hydra Player の特長

「Frame-Accurate Playback of Anything」

”フレームアキュレートに何でも再生” が Hydra Player のコンセプトです。ひとつのメディアプレイヤーであらゆるフォーマットのメディアを再生できる環境を提供。ファイルベース時代にとって必要不可欠ななツールとなることでしょう。

著作権保護されているメディアやコーデックのライセンス提供がされないもの、メディアの構造が特殊すぎるものに関しては再生できない場合があります。特殊なメディアに関しては予め確認をとることも弊社にて可能です。コチラからお問い合わせください。

対応フォーマット
  • コンテナ
    トランスポートストリーム、プログラムストリーム、MXF(OP-Atom, OP-1a, OP-1b, AS-02, AS-03)、GXF、LXF、AVI、WMV/ASF、MOV/MP4、3GPP
  • ビデオコーデック
    H.264/AVC、MPEG-2、VC-1、XDCAM、AVC Intra、IMX 30/40/50(D10)、Apple ProRes、Avid DNxHD、Cineform、DV、DVCPro 25/50/100、JPEG2000、Motion JPEG、Flash VP-6/7、Baseband RGB/YUV/HUFF、H.263/+、MPEG-4 Pt. 2
  • オーディオコーデック
    PCM(WAV/BWF/AES)、AC-3/Dolby Digital、EAC-3/Dolby Digital Plus、MLP/Dolby TrueHD、Dolby E、AAC、HE-AAC、DTS、DTS-HD/Master Audio、MPEG-1, MPEG-2/L-1,2,3、AIFF、WMA Standard、WMA Pro

Hydra Player で再生可能なフォーマットは Aurora の対応フォーマットに準じます。

ラウドネスメーター表示

ARIB TR-B32 に対応したラウドネスメーター(フレーム及び平均)を表示させて、メディアファイルを再生することができます(バージョン 3.5 以降)。

音声波形を表示


メディアファイルの音声を波形表示させることが可能です。波形の表示範囲は 6 段階(0.1 秒/ 1 秒/ 5 秒/ 30 秒/ 1 分/ウィンドウ幅にフィット)に変更できます。また、MXF など多数のオーディオ含まれる場合に必要となる、各チャンネルのマッピングも容易に設定ができるようになっています。

アンシラリデータ対応:キャプション/サブタイトルに対応

キャプションやサブタイトルといった字幕情報を、ビデオ PTS の時間に合わせて正確にオーバーレイ表示させて見ることができます。

対応データ形式

608 / 708 キャプション(CDP または SCTE20、ATSC / Grand Alliance のラッピング/多重化モード) 、DVB サブタイトル

メディアファイルの様々な情報を見ることが可能


メディアファイルの内部情報を即座に確認することも可能です。


メディアファイルに付随する各種情報をリアルタイムに確認したり、どういった情報が含まれているかなども確認できます。

  • PCT : 現再生位置を示すファイル上のパーセント(0 から)
  • PKT : トランスポートストリームのパケット数(トランスポートストリームファイルでのみ有効)
  • FRM : ビデオフレーム数
  • GOP : ビデオ GOP 数
  • PTS : プレゼンテーション・タイムスタンプ(presentation time stamp)
  • DTS : デコード・タイムスタンプ(decoded time stamp)
  • PCR : プレゼンテーション・クロックリファレンス(presentation clock reference)