SelenioFlex™ エンコーダ・ボードセット

SelenioFlex™ エンコーダ・ボードセットは SelenioFlex™ シリーズの基幹となるハードウェアとソフトウェアがセットとなった商品(PC 等が含まれない)です。

入力信号や入力系統数に応じて各種ボードが用意されているので、ご自身で用途に合わせたフレキシブルなシステム構築が可能です。

 

こんな場合におすすめします!

  • エンコードシステムにかかるコストを少しでも抑えたい
  • 既存の PC やワークステーションを活かしてエンコードシステムを構築したい(※)

※当社ではターンキーモデル以外の組込みサービス等は行っておりません。お客様ご自身でインストール作業を行った場合に生じた障害等は保証対象外となりますためご注意ください。

SelenioFlex™ エンコーダ・ボードセットの主な特長

ライブストリーミングも、リアルタイムエンコードによるコンテンツのファイル化も、トランスコードでフォーマット変換も、これからのデジタルメディア時代に最適なソリューションです

用途に合わせて、カスタマイズが可能なコアシステム

SelenioFlex™ エンコーダ・ボードセットは、映像・音声を入力しプリプロセス処理を行うハードウェアと、要となるエンコード設定およびエンコードを行う Stream ソフトウェア、さらに必要に応じて追加可能なオプション製品から成っています。無駄を無くすことができ、あなただけのエンコードマシンを構築することが可能です。

入力信号やコストに合わせて選べるハードウェア

SelenioFlex™ エンコーダ・ボードセットには  種類の商品が用意されております。SDTV、HDTV、入力可能な映像・音声信号の種類が変わります。

> ハードウェアを選ぶ

ハードウェアの詳細は機能比較表でご確認いただけます。

ハードウエア機能比較表

必要な機能に合わせて選べるソフトウェア

搭載される Stream ソフトウェアには Stream LE と Stream FE の2つのグレードがあり、制御や対応オプションなどの機能が変わります。SelenioFlex™ エンコーダ・ボードセットには Stream LE が標準搭載されます。

> ソフトウェアを選ぶ

Stream ソフトウェアの詳細な機能は機能比較表でご確認いただけます。

Stream ソフトウェア機能比較表

対応している各種フォーマットの詳細はこちらでご確認いただけます。

Stream ソフトウェア・対応フォーマット

CPU 速度やコストに合わせて選べるワークステーション/サーバー

SelenioFlex™ エンコーダ・ボードの動作が確認されている PC ワークステーション、サーバー等の情報はこちらでご確認いただけます。
動作確認済み PC /サーバー一覧表

個別に追加して機能拡張できる、Stream オプション

標準搭載されない機能や、サードパーティ製のエンコード出力(コーデック)機能を拡張させることができます。> オプションを選ぶ

Stream ボードセット、商品ラインナップ

HD/SD 両対応 HD 対応のエンコーダ。ビデオエンコードのワークフローを牽引します

Stream 4100 ボードセット 正規日本語版
入力形式:HD/SD-SDI
入力チャンネル数:1チャンネル
Stream ソフトウェア:Stream LE
ハーフレングス・ハーフハイト(ロープロファイル対応)
Stream 4200 ボードセット 正規日本語版
入力形式:HD/SD-SDI
入力チャンネル数:2チャンネル
Stream ソフトウェア:Stream LE
ハーフレングス・ハーフハイト(ロープロファイル対応)

Stream 6550 ボードセット 正規日本語版
入力形式:HD/SD-SDI、HD/SDコンポーネント、SD-SDI
入力チャンネル数:1チャンネル
Stream ソフトウェア:Stream LE
フルレングス・フルハイト

冗長構成、管理ソリューション

SelenioFlex™ Live Manager

SelenioFlex™ Live Manager は、Imagine Communications 社の SelenioFlex™ シリーズ・リアルタイムエンコーダ製品のエンコード処理を監視、管理、制御するソリューションです。SelenioFlex™ Live Manager を導入することによって、管理コストの抑制や障害時対応の自動化、スケジュールによるタスクの自動化などを実現します。

自動フェールオーバー

SelenioFlex™ Live Manager のフェールオーバー機能によって、エンコードに障害が発生しても問題を最小限にすることができます。全エンコード及びストリーミングプロセスを監視して、障害を感知すると自動的にバックアップ機へ運用を切り替えます。注)フェールオーバー時のストリーミング映像は、特質上 1 フレーム単位での切り替えはできません。約 1 ~ 2 秒の静止状態が入ります。

集中管理

複数チャンネルの配信では、チャンネル数以上のエンコーダが必要となります。エンコードの設定やメンテナンス、日常のモニタリングの際も一元的に各エンコーダにアクセスできると管理が非常に容易になり、管理コストを抑制します。

スケジュール機能

エンコードの開始や停止、メンテナンスを目的とした定期的なエンコーダのリブート(再起動)などを、スケジュール化して管理することができます。スケジュールされたタスクは視覚的なタイムライン・インターフェースで制御できます。