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The Quicklink TX の用途
The Quicklink TX は、プロが使用する映像・音声信号を使った Skype 通話の送受信を行えるので、様々なワークフローや用途に対して活用することが可能です。
ライブ中継： 遠隔地にいるレポーターからのビデオ中継など
Skype クライアントから The Quicklink TX へ接続
ビデオ撮影が可能な Skype クライアントと接続して、The Quicklink TX へ映像・音声を送ることができます。クライアントはシンプルに Skype アカウントを使って接続します。
リモートスタジオ： 拠点間伝送など
The Quicklink TX から The Quicklink TX へ接続
The Quicklink TX は SDI または HDMI 入出力に対応しているので、複数のプロダクション拠点がある場合、特に有効です。The Quicklink TX を 2 台用意するだけで拠点間を繋げることができます。
カンファレンス： ビデオ会議や遠隔トレーニングなど
The Quicklink TX から Skype クライアントへ接続
高品質且つプロフェッショナルなストリームを Skype クライアントへ届けることが可能です。ノート PC やモニターで映像を視聴できます。
The Quicklink TX 主な特長
- プロ用の HD / SD-SDI 入出力に対応
- HDMI / アナログ信号入出力オプション
- ネットワーク拡張「Bondio」による画質の最適化
- Skype ユーザーとの接続をサポートする「Skype TX Contributor」
- 「 Skype TX コントローラ」： 管理コンソールソフトウェア
- フロントディスプレイにステータスをリアルタイム表示
- 広告不要のビデオ・オーディオ通信
- 希望の解像度へ入力映像をスケール可能
- アクティブなコールを通知するカスタマイズ可能なタリーオプション
- 3 つの異なるオーディオソースをスイッチ可能
- 低遅延： 双方向のビデオ通話を実現
- セキュリティ： Skype 間の全ビデオ・オーディオを暗号化
- 標準： 全ての Microsoft Skype TX システムとの接続が可能
- 高品質な「Dante」と「Livewire+」 AES67 オーディオをサポート
- バランスアナログ、エンベデッド SDI オーディオ
- AES / EBU オーディオ
- リモート管理用イーサネットポート搭載
Skype TX コントローラ
管理コンソールソフトウェア・オプション
- 14 台までのThe Quicklink TX ユニットを1 つのインターフェースで管理及び制御が可能
- Skype ディレクトリの検索、およびコンタクトリストから容易に状態の確認や呼出が可能
- ミニプレビューで、全てのライブコールを並べて表示
- ライブコールの入出力両方に品質インジケータが搭載
- 手動または予め指定したレベルまで品質が落ちると自動的にスナップショットを表示する、スナップショット機能を搭載
Bondio
ネットワーク拡張オプション
Bondio は Windows 8.1 上で動作する、ボンディングソフトウェア・オプションです。ネットワークのバンド幅を広げるために、インターネット接続を無制限に束ねることが可能です。インターネット接続をより安定化させることによって、伝送されるビデオ・オーディオ品質を向上させます。また、セキュリティのために伝送されるデータは複数のトンネルに分割され、FEC によってパケットロスやデータエラーが補われます。
The Quicklink Contributor
Skype 中継記者の検索支援アプリ
世界中のContributor（コントリビュータ）アプリ（iPhone / Android）を有効にした記者に、エリアや期限を指定して仕事の依頼が可能です。依頼を了承した記者からスマートフォン等あらゆるSkype デバイスを使って、いち早く現場からの中継映像を手にすることが可能になります。
Dante™ & Livewire+™ 高品質オーディオ
Quicklink 社と Audinate 社のパートナーシップによって、ビルトインされたオーディオ IP テクノロジーが加わった The Quicklink TX ソリューションを活用いただけます。Dante™ ソリューションを使うことによって、Dante™ が有効なデバイスと The Quicklink TX との間で最適なコミュニケーションが持てるようにします。さらに The Quicklink TX は Livewire+™ をサポート、新しい AES67-2013 相互運用標準規格に準拠することで AES67 デバイスとの接続を可能にします。
