SelenioFlex™ ハードウェア機能

SelenioFlex™ エンコーダ・ボードは、入力された映像・音声信号に対して、通常ソフトウェアで処理するインターレース解除やノイズリダクション等をハードウェアでリアルタイムに処理することができます。エンコードを止めることなく色を調整できたり、エンコードの負荷を軽減させたりできるようになっています。

ボード(ハードウェア)の詳細は機能比較表でご確認いただけます。

ハードウエア機能比較表

動作が確認されているPCワークステーション、サーバー等の情報はこちらでご確認いただけます。

動作確認済みPC/サーバー一覧表

ハードウェア・プリプロセス機能

ビデオ・プリプロセス機能

  • 動き適応型インターレース解除
  • 3D動き適応型ノイズリダクション
  • ノイズリダクション
  • 3:2/2:2 インバース・テレシネ
  • 静止画オーバーレイ
  • スケーリング
  • クロッピング
  • ガンマ補正
  • プロセスアンプ

オーディオ・プリプロセス機能

  • 7 バンド・パラメトリック・EQ(DRC-500~2600に対応)
  • ダイナミックレンジ圧縮/ 伸張(DRC-500~2600に対応)
  • サンプルレート変換
  • ボリューム調節
  • 高音/ 低音調節(DRC-500~2600に対応)

動き適応型インターレース解除

NTSCなどのインターレース映像からPCモニタ上での再生に適したプログレッシブ映像に変換する際に、映像内で被写体の素早い動きや、カメラがパンしたときに起きる「櫛状ノイズ」(コーミングノイズ)を取り除きます。CPUに負荷をかける事なく、ハードウェア上でリアルタイムに処理し映像の動きに対してピクセル単位で調整します。これにより、PCモニタ上でもノイズのない、よりなめらかできれいな映像にすることができます。

3D動き適応型ノイズリダクション

映像内の暗い部分に発生する増感ノイズなど、ザワザワとした微妙なノイズを取り除きます。また、ノイズが解除された結果より圧縮がかかりやすい映像になります。Stream シリーズはボード上でリアルタイム処理を行うため、CPUに負荷をかけずに、映像の元素材に含まれているノイズを除去してすっきりとしたクリアな画像に補正することができます。