ライブストリーミング ONE PRO

誰でも簡単に高品質なライブ映像を配信できる?!そんな時代が今やってきました!

現在、 CDN やクラウドなど様々な配信サービスを使うことで、独自に配信サーバーを構築・管理しなくても、ライブストリーミング配信をすることが簡単にできるようになりました。従来までは予算の都合で難しかったライブ中継が、低予算でも行うことができるため、様々なイベントなどでライブストリーミング配信のニーズが高まっております。

ライブストリーミング ONE PRO は、そのようなニーズに応えるべく開発され、ハードウェアの構成に悩む必要なく、誰でも簡単にライブストリーミング配信ができる、ライブ配信に特化した業務用エンコーダです。

こんな場面におすすめします!

ライブストリーミング ONE PRO は、ライブ配信に特化したコンパクト且つ高性能なリアルタイムエンコーダです。コンサートホールの機材スペースや中継車内など、狭い場所でも操作・運用ができるように省スペース化を図りました。様々な場面でご利用いただけます。

スポーツイベント

祭事・地域イベント

音楽ライブ・コンサート

教育(e ラーニング)・医療

ニュース・現場中継

企業内配信

ライブストリーミング ONE PRO の主な特長

イベントに最適なコンパクト設計

イベント会場には大小様々な機材が使用されるため、省スペースなものが必要とされます。エンコーダ本体はスリムタイプのデスクトップ型筐体を採用し、付属するモニタも USB 給電のコンパクトなものを採用し、狭い環境下でケーブルがトラブルの原因にならないように考えられています。

高品質、高性能

入力する映像は業務用に使用される SDI 信号で、HDTV 解像度まで入力可能です。入力された信号に対して、リサイズやインターレース除去、クロッピングなどの処理を加えることで、非常に鮮明で高品質な映像を配信することが可能です。

さらに、エンコード中の入力映像・音声信号の万一の瞬断(無信号)時に、エンコード処理がエラー停止せずに黒味や無音を挿入する、”Continuous Capture” 機能が搭載されておりますので、安心してお使いいただけます。

映像・音声の品質をより良くする、ハードウェアプリプロセス機能

ロゴ挿入機能

配信中の映像に、企業ロゴやチャンネル情報などを透かして挿入させたいこともあるでしょう。ライブストリーミング ONE PRO は、予め用意された PSD ファイルなどを、そのままエンコード処理を止める必要なく、リアルタイムに挿入することができます。フェードイン・アウトにも対応可能です。

映像にロゴマークを挿入可能

最新の配信技術およびファイル化、DRM にも対応

アダプティブビットレートにも対応し、Adobe Dynamic Streaming (標準対応)や Apple HTTP Live Streaming (要 iPhone Encoder オプション)、Microsoft Smooth Streaming / Silverlight (標準対応)といった最新のライブストリーミング配信テクノロジーをサポートします。また、ライブストリーミング配信と同時に、ファイルへの動画保存も可能です。ライブ後のオンデマンド配信用ファイル作成にも即座に対応できます。

アダプティブビットレート: Adobe Dynamic StreamingApple HTTP Live StreamingMicrosoft Smooth Streaming / Silverlight

マルチフォーマット出力が可能

さらに、DRM (コンテンツ暗号化)にも対応しています(Microsoft PlayReady (標準対応)、Apple HLS 128 ビット暗号化(要 iPhone Encoder オプション)、Motorola HLS+ 256 ビット暗号化(要 iPhone Encoder オプション))

実績

ライブストリーミング ONE PRO の核となる Digital Rapids 社のエンコーダは、世界中でサービス展開されている CDN やクラウドサービスとの接続と配信の実績を持っています。もちろん独自に構築された Wowza Media Server や Adobe Media Server、Microsoft IIS Media Services などに接続することも可能です。

実績のあるサービス : Akamai、Limelight、Amazon CloudFront、YouTube Live、USTREAM、JStream、NTT-COM、NTT-SMC、IIJ、Media Image、Skillup Japan、Microsoft Azure Media Services、Brightcove など

配信設定ガイドと簡単ガイドで、安心、簡単

購入からすぐにご利用いただけるように、操作画面はシンプルかつ日本語化されており、日本語のガイドも付属します。ソフトウェアの使用方法を記したガイドだけでなく、ストリーミング配信サーバー “Wowza Media Server” を使った配信方法や、イベントでよく使用される “USTREAM” と “Amazon CloudFront” を使った配信方法を、分り易く記述した簡易ガイドが付属されます。さらに、各種コーデック設定ガイドなども豊富に揃えているため、すぐに実際の作業に入ることができます。

安心の保守プラン(オプション)

オプションの保守プランでは製品故障時における代替機の手配など、思わぬトラブルでも作業がスムーズに続行できるサービスをご用意しております。また、操作に慣れないお客様のための安心サポートプランも充実。全てのトラブルサポートについて、専門の技術員が迅速に対応いたします。皆様方が安心して業務を運営できるように、全面的にバックアップいたします。

ライブストリーミング ONE PRO 保守サポートプラン

ライブストリーミング ONE PRO 商品ラインナップ

製品カタログ(PDF)

1 系統入力 /60p 対応モデル
入力形式: HD-SDI、SD-SDI
入力チャンネル数: 1 チャンネル
出力解像度: 最大 720p
エンコードソフトウェア: Stream LEライブ配信: Flash9 H.264、WMV / VC-1 / Silverlight、Realファイル出力: H.264 / AAC、WMV / VC-1 / Silverlight、AVI、QuickTime、Real
付属品: TFTモニタ、キーボード、マウス、電源タップなど
2 系統入力 /60p 対応モデル
入力形式: HD-SDI、SD-SDI
入力チャンネル数: 2 チャンネル
出力解像度: 最大 720p
エンコードソフトウェア: Stream LEライブ配信: Flash9 H.264、WMV / VC-1 / Silverlight、Realファイル出力: H.264 / AAC、WMV / VC-1 / Silverlight、AVI、QuickTime、Real
付属品: TFTモニタ、キーボード、マウス、電源タップなど

ライブストリーミング ONE PRO の冗長化と管理

例えば、複数台のライブストリーミング ONE PRO を運用して、複数チャンネルの配信を行うとき、配信設定やライブエンコード処理の管理を手作業で行うのは非常に困難です。SelenioFlex™ Live Manager を使うことで、管理の手間やコストを大幅に抑制することが可能になり、万が一障害(フェール)が発生した時に自動的に待機マシンへ処理を切り替える機能などを提供します。

SelenioFlex™ Live Manager

SelenioFlex™ Live Managerは、Imagine Communications 社の SelenioFlex™ シリーズ・リアルタイムエンコーダ製品のエンコード処理を監視、管理、制御するソリューションです。

SelenioFlex™ Live Managerを導入することによって、管理コストの抑制や障害時対応の自動化、スケジュールによるタスクの自動化などを実現します。

自動フェールオーバー

SelenioFlex™ Live Manager のフェールオーバー機能によって、エンコードに障害が発生しても問題を最小限にすることができます。全エンコード及びストリーミングプロセスを監視して、障害を感知すると自動的にバックアップ機へ運用を切り替えます。注)フェールオーバー時のストリーミング映像は、特質上 1 フレーム単位での切り替えはできません。約 1 ~ 2 秒の静止状態が入ります。

集中管理

複数チャンネルの配信では、冗長構成を含めるとチャンネル数以上のエンコーダが必要となります。エンコードの設定やメンテナンス、日常のモニタリングの際も一元的に各エンコーダにアクセスできると管理が非常に容易になり、管理コストを抑制します。

スケジュール機能

エンコードの開始や停止、メンテナンスを目的とした定期的なエンコーダのリブート(再起動)などを、スケジュール化して管理することができます。スケジュールされたタスクは視覚的なタイムライン・インターフェースで制御できます。